認知症が死につながる病気ということはご存知でしょうか。直接的に体の健康を損ねることもあれば、他の死因となる疾患を引き起こすこともあります。また、認知症患者の多くは入れ歯だという事実も明らかとなりました。そこで今回は、認知症と矯正治療の関連性について、また認知症予防に矯正治療をおすすめする理由を解説します。
認知症と矯正治療の関連性とは？
認知症は誰でもなる可能性を持つ病気です。2025年には、65歳以上の日本人のうち5人に1人が認知症になるという試算結果も出ています。また、過去に厚労省が発表したデータでは、認知症が日本人の死因10位以内にランクインしました。では一体、認知症と矯正治療にはどのような関連性があるのでしょうか。
認知症予防に重要なのは「自分の歯で物を噛むことで、脳に刺激を与えること」です。だからこそ、口腔内を健康に保ち、歯を多く残すことが大切です。そのために、当院では矯正治療を推奨。以下のように、矯正治療は歯並びをキレイにするだけでなく、歯の健康を促進する効果があります。
・虫歯のリスクを減らすため、歯磨きしやすい歯並びに
・歯周病を減らすため、歯石取りしやすい歯並びに
・銀歯や被せ物を何度もやり直す必要を失くすために、長期的に安定する噛み合わせに
結果的に、歯の寿命を伸ばすのはもちろん、肩こりや頭痛など体の悩みを解決することも。矯正治療は皆さんがイメージしているよりも、心身に幅広く良い影響を与えてくれます。
矯正治療で口腔内の健康度アップ、認知症予防は8020運動を目標に
厚生労働省が掲げている8020（ハチ・マル・ニイ・マル）運動とは「80歳になっても20本以上自分の歯を保つ」という運動のことです。生活の質の向上を目的として、「生涯にわたり自分の歯で物を噛める状態を維持する」ために提唱されています。8020運動を実現することで、自分の歯によって物を噛むことができ、認知症予防へとつながります。
歯ぎしり対策にマウスピースの装着をおすすめします。唇や舌を噛むだけでなく、歯を痛めたり、歯を支える歯槽骨が壊したりと、口腔内への悪影響を未然に防いでくれます。今以上に口腔内の健康を損ねるリスクを下げるためにも、早めのご相談を。
認知症予防にも有効な矯正治療は、横浜マウスピース矯正歯科センターへ
横浜マウスピース矯正歯科センターの矯正治療は、審美面だけでなく機能面にも着目してします。将来の認知症予防のためにも、矯正治療を始めてみてはいかがでしょうか。
