歯の矯正治療というと、歯の表面に器具を装着するのがこれまでは一般的でした。しかし、日本人には6割以上の人がこの矯正装置を装着することが辛い、抵抗があると答えている調査もあります。そこで今、人気を集めているのが透明なマウスピースを使用したインビザラインです。今回は、透明で目立たないほかさまざまなメリットがあるインビザラインついて解説していきます。
目次
インビザラインは、従来の歯列矯正と比べてここがすごい
メリット１：利便性「日常生活に支障のない透明性と目立たないデザイン」
インビザラインで使用する透明なマウスピースは目立たないため、装着していることを周りの人に気づかれることもなく、見た目によるストレスが従来の矯正治療に比べて圧倒的に少ないです。そのため矯正治療中でも、他人からの視線を気にすることなく自然体でいられ、口元を気にせず笑ったり、会話することができます。ビジネスシーンや社交の場においては装着していることがほとんど気づかれず、透明性がもたらす安心感は、笑顔を妨げることなく快適なコミュニケーションをサポートします。
メリット２：自由度「取り外し可能で食事やケアも簡単」
従来のようなワイヤーを使った矯正器具では、食べ物の制限が多く、食事の楽しみが減少することがしばしばありました。一方でインビザラインの場合は、食事の際に簡単に取り外すことができるため、どんな食べ物も制限なく楽しむことができます。口腔ケアの際にもマウスピースを取り外して通常通りのブラッシングやフロッシングができます。口腔衛生を清潔に保つことができるため、制限なく自由なライフスタイルを楽しむことができ、健康的で快適な矯正生活を送ることができます。
メリット３：正確性「デジタル技術によるカスタマイズされた治療計画」
インビザラインの魅力の一つとして挙げられるのが、デジタル技術を駆使したカスタマイズされたクリンチェック治療計画です。患者一人ひとりの歯の状態を三次元でスキャンし、専門的なソフトウェアと3Dイメージングを用いて最適な矯正ステップをシミュレーションします。治療の各段階で患者の進捗を評価し、必要に応じて調整を行うことで、歯を効果的にかつ安全に目的の位置へと導いてくれます。
インビザライン使用時の注意点や潜在的なリスク
多くの利点がある一方で、注意すべき点や潜在的なリスクも理解しておく必要があります。
・自己管理が必要
まず、インビザラインのマウスピースは取り外しが可能であるため、患者はマウスピースの着用時間を自己管理する必要があります。これを守らないと治療の進行が遅れることがあります。不規則な装着は、計画通りの歯の移動を妨げ、治療期間の延長や予想された矯正結果が得られない原因となります。
・清掃管理
不適切な清掃は、細菌の蓄積を招き、口臭の原因となるだけでなく、歯周病や虫歯のリスクを高める可能性があります。使用後は必ずマウスピースをブラッシングし、専用の清潔な容器に保管することが推奨されます。
・破損や紛失リスク
インビザラインは、厚さ約0.5mmと非常に薄いプラスチック製のマウスピースです。使用方法の誤りや事故によって、インビザラインが割れることがあります。インビザラインが割れたら、まずは歯科医院に連絡しましょう。まだ装着できるからといってインビザラインを割れた状態でつけていると、計画どおりに歯が動かず、治療の精度が落ちてしまいます。また、紛失した際もすぐに歯科医院に連絡しましょう。インビザラインの再作成には約1か月かかるため、すぐに治療再開とはいきません。なるべく治療期間を短くし、治療の精度を上げるためには、はやめに報告することが重要です。
横浜マウスピース矯正歯科で、まずはインビザラインの無料カウンセリングを
インビザラインは従来のワイヤー矯正と比べても大きなメリットがあり、患者様の負担も軽減。さらに治療の質も高いことから大変人気を集めています。しかし、一方では自己管理の必要性、紛失・破損のリスクもあることから、潜在的なリスクもあります。インビザライン矯正を検討されている方の中にはさまざまな不安をお持ちのことでしょう。横浜マウスピース矯正歯科ではインビザライン矯正に関して様々な質問を受け付けており、無料カウンセリングも実施していますのでお気軽にご相談ください。
