横浜の矯正歯科、横浜マウスピース矯正歯科センターの上田先生が台湾口腔矯正医學会(TOS)に参加しました。
台湾口腔矯正医学会(Taiwan Orthodontics Society:TOS)に横浜の矯正歯科、横浜マウスピース矯正歯科センター 上田先生が参加いたしました。
8/31~9/2に台北で行われました台灣口腔矯正医學會に参加しました。
この学会は、台湾の矯正専門医だけでなく広く大学関係、一般開業医先生など広く知見を広めるための大きな規模の大会です。
ワイヤーブラケット矯正だけでなく、舌側矯正、インビザラインを含むマウスピース矯正、小児矯正などバラエティに富んだ講演プログラムとなっていました。
台湾でも、一般の先生が矯正治療をされることが増えているようで、日本と同じように切磋琢磨しながらマウスピース矯正について学ばれていました。
8/31は丸一日、日本から佐本博先生によるインビザラインについての特別講演が開催されました。会場の福華国際文教会館が450名のドクターで満席となっていました。台湾の先生方のインビザラインへの関心の高さが伺えます。
今回のテーマは「Invisible aligner(隠形矯正器)-全方位之臨床解析」
長年の治療経験の中から、治療が長引いた症例や、治療計画どおりに上手く進まなかった症例から生み出されたメソッド、治療が上手くいった症例にみられる特徴と失敗しないための注意点について細かく解説されていました。
インビザラインには得意な動きと苦手な動きがあり、その特徴を理解しないとうまく治療が進まないということも強調されていました。特に抜歯症例は、かみ合わせが深くなりやすく臼歯部が近心傾斜することが、治療を困難にしている点です。前歯の咬合干渉に注意しステージを進め、時にエラステック、セクショナルワイヤーを使用しながらリカバリーを行う必要があります。それ以上に、適切な治療計画をたて、リスクを回避した治療を行うことが患者さんにとって大事なことです。台湾の先生方も非常に熱心に講演をきいていらっしゃいました。
オープンフロアには、アライン社インビザラインも展示されており、新しいiTero element2の展示もされていました。
今の機器よりワンド(口腔内カメラの持ち手)が軽くなっていました。ワンドのスタンドが中央下になり右手でも左手でもチェアに座った状態でもつかみやすい配置になっていました。
撮影スピードや解像度はおおよそ従来機器と同じイメージでしたが、全体のデザイン改良が主なリニューアルポイントでした。
さらに、持ち運びに便利なFlexタイプのインフォメーションもありました。
ワンド部分だけを持ち運びでき、PCに接続して撮影ができるスタイルです。大幅に軽量化され、どこでも矯正治療が開始しやすくなり益々便利になります。
学会にあわせて台湾の先生には大変お世話になりました。
親日家、日本語が上手な先生が多く暖かいおもてなしに触れ、この台湾の地で学会に参加させていただくことができ非常に多くのことを学ばさせていただきました。
TOS理事長 陳世岳先生と
ウエルカムパーティーにご招待いただきました。
台湾、日本、中国から各分野で活躍されるスピーカーの先生方が集結し、円卓を囲みながら友好を深める時間となりました。
今回、通訳を務められていた陳建豪先生、Sabrina先生 お疲れさまでした。
大会中、アテンドをしていただきました蔣寶漳先生には大変お世話になりました。
右から 臺北市立萬芳医院 台北医学大学 歯牙科部主任:蔣寶漳先生
TOS会長:陳世岳先生
次期TOS会長:梁孟淵先生
学会前日には,台湾でインビザライン症例数No.1のTsai先生のクリニックを見学させていただきました。
Tsai先生とは私がサミットに参加した当初からのお知り合いで、古くからインビザラインに取り組まれ、審美歯科と合わせた治療を多く行っていらっしゃいます。
チェア8台、iTero3台に顕微鏡マイクロ2台、ドクター・スタッフ40名以上の大きなクリニックはさすが台湾No1だと感じました。さらに、カメラ好きな先生らしく専用Photo Studioが併設されておりこだわりのいっぱい詰まったクリニックに驚きました。
横浜駅東口すぐ 横浜マウスピース矯正歯科センターでは矯正無料相談も行っております。
学会の写真はInstagram,Facebookでもご覧いただけます。
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カテゴリー:Dr.Keiko Diary