横浜の矯正歯科、横浜マウスピース矯正センターが台湾アライナー矯正学会で講演しました
1/13 台北で開催された 「台湾アライナー矯正歯科学会 TAAO」で横浜の矯正歯科、横浜マウスピースセンター上田先生がTAAO台湾アライナー矯正歯科学会で講演しました
TAAOは、4年前にDr Stephen Chanを中心にインビザラインの研鑽を積むために発足した学会です。
今回のテーマは、「Aligner-MBAアライナー経営管理学院」と題し、クリニックのマネージメントの観点からインビザラインを科学するラインナップとなっています
アジアから症例数を伸ばしているドクター5名が招致され、クリニックのチーム運営、患者マネージメントについてレクチャーを行いました。
今まで、症例カンファレンスがほとんどでしたが、実際の診療でドクターとスタッフのチーム力をいかに発揮するかに焦点を当てた学会は初めての試みだそうです。250名以上ドクター、スタッフにお集まりいただき2階席までいっぱいで非常に盛況でした。
紹介Introduction
而這次TAAO邀請的醫師都是國外隱形矯正診所的經營典範。TAAOによって招待された医師はアライナー矯正診療所のモデルとなるドクターたちです。
大數據,人工智能,區塊鏈,無人商店,手機支付已經大大改變了你我的生活方式。牙醫市場的生態圈也正在大幅度轉變。這幾位醫師都是在隱形矯正市場中異軍突起的佼佼者。‘為什麼他們可以在很短時間累積大量患者?這麽多的患者又該如何管理?員工如何管理這些龐大的數位資料及牙套?這麼多的患者醫師該如何兼顧醫療品?這些都牽涉到非常複雜的管理方式。傳統矯正醫師與aligner矯正醫師在管理模式上到底有哪些不同呢?這一切都讓人好奇。ビッグデータ、人工知能、ブロックチェーン、無人店舗、モバイル決済によってライフスタイルが劇的に変わりました。 歯科市場も大きな変化を遂げています。 講演者から 「なぜ短期間で多数の患者を集めることができるのか? 多くの患者をどのように管理すべきか スタッフはデジタルデータや装置をどのように管理するのか? どのようにして材料や器具を管理しているのか。 これらすべて複雑に管理されている。 診療スタイルは従来の矯正医とアライナー矯正医師では何が違うのか? これらすべて興味深いトピックです。
身為牙醫師,我們只是想把眼前的患者治療好,也期待每一位患者都更好。數位化驅動的隱形矯正在各方面都迥異於固定式矯正系統,治療方法或許各異其趣,但經營管理只靠經驗法則可能會走得非常不順暢。歯科医として目の前患者を治療し、すべての患者の治療を完了することを目標としている。 また、デジタル化は従来システムとは異なり上手く使いこなせない可能性があります。
有沒有突破現狀好方法?我們認為最有效率的方式就是按圖索驥,鑽研業已卓越的國外醫師團隊心得,來思考現在診所的經營管理策略。現状を打破する良い方法はありますか? 最も効率的な方法は優秀な外国人医師チームから診療所の経営戦略のヒントを得ることだと考えています。
因此TAAO開設矯正經營管理學院,為會員醫師及助理團隊邀請了海外頂尖的診所經營專家分享自己的致勝秘訣。そのため、TAAOは今回の会を開設しメンバーの医師やアシスタントのために優秀なアドバイスを共有するため海外からトップのドクターを招待しました。
這是2019年開春最棒的企業管理專題演講。業內業外專家與大師的對話值得期待!これは2019年春の最高の企業経営プレゼンテーションです。 業界の専門家とのディスカッションを楽しみにしています!
講演Topic
今回、私は日本代表として「How to increase the invisalign patients and maintain high quality treatment 患者数を増やす仕組みと高クオリティー治療の両立」についてレクチャーしました。
インビザラインの治療を行う中で、ノウハウの蓄積や経験数は非常に重要です。しかし、症例数を増やすことだけにフォーカスすることは大変危険です。
今回、私のテーマを決めるにあたって、Dr,Stephenより、「患者の数を増やすことだけに目が向きがちで、症例数が多くなっていくとどうしても治療のクオリティーが落ちてしまう。治療の質を保ちながら、症例数を増やしていくにはどうすればいいのか」という打診がありました。国は違えど、同じように懸念されてる現状に何かヒントになればいいなと、今までの経験をふまえてお話ししました。
診療に必要な知識やスキルをスタッフ、若手ドクターにも教育、育成しチーム全体のレベルを上げること、クリンチェックや診療技術をより向上させることが大切だと考えています。診療技術の向上と効率化によって、患者さんに負担の少ない治療を提供することができます。患者協力が必要なインビザラインだからこそ、スタッフの力を生かしクリニック全体で患者をサポートする気持ちが大切だとお伝えしました。そのための人材育成と仕組み作りなくして良いクリニックとは言えません。
ドクターはクリンチェックや治療のクオリティーを高める努力を常に行ない、スタッフも診療スキルの向上と患者サポートを懸命に行うことが大切です。インビザラインのすばらしさを知ってもらい、多くの患者さんに治療を受けて頂くことが私たちの使命でもあります。
トップバッターで緊張しましたが、陳建豪先生にサポートいただき無事終えることができました。
・香港のDaisy You先生「Team Building & Execution Strategy to Boost Up Revenue 収益を倍増させるチーム作りと戦略」これまで年々症例数を倍増、今年1000症例レッドダイヤモンドステータスを達成した強いチーム作りは、Dr.Youのリーダーシップのもとで行われていました
SMARTの取り組みがクリニック成功の鍵→S:Specific and Well-Defined具体的で明確に , M:Measurable in Nature 数値化 , A:Achievable or Realistic 達成可能で現実的 , Relevant to Job仕事にコミットする , Timed for Success 成功するための時間管理
・香港のRonny Lie先生 香港矯正学会の理事をされていた経歴もあり、長年香港の矯正会を牽引されてきた先生です。Lie先生は、「From Novice to Diamond 初心者からダイヤモンドステータス経験者まで」症例数は多く経験されていますが、一番重要なのは治療クオリティーだと強くおっしゃっていました。とてもフレンドリーで優しく接して頂きました。
・マカオのCarlos Augusto先生「Marketing and Workflow in invisalignマーケティングとワークフロー」 中国からも多くの患者さんが来られマカオで最も症例数の多い先生です。遊びにも仕事にも常に全力投球、クリニックにもその明るさが表れていました。とてもユニーク、ファンキーなトークで会場から笑いが多く起こりました。
・香港のCordia Lam先生「Using digital technology to increase the clinical efficiency and patient’s satisfaction 患者満足度を高め診療効率化を図るためのデジタル技術の利用」 アジアで最も経験数が多い女性ドクターです。2014年からブラックダイヤモンドステータス、2018年は1000症例レッドダイヤモンドを獲得される中で工夫されているiTero機能の有効利用 スタッフ2名のレクチャーもありました。Lam先生を支えクリニックの要として仕事をする姿はとても生き生きし印象的でした。
どの講演も、年間1000症例を超えるクリニックを経営されている先生方の勢いを感じるものでした。多くのスタッフが携わる大規模クリニックでは、細かく役割分担され診療を効率化されていました。さらにiTeroを2分で撮影するなどチェアタイムを短くし、シュミレーションを活用したカウンセリング、スタッフとドクターのチーム構成はクリニックごとに違い大変興味深かったです。
インビザラインの治療は、もちろん診断・治療計画、クリンチェックを作りドクター主体ですが、良い診療を行い良い治療結果にたどり着くためにはスタッフの力が不可欠です。今回の学会を通じて、インビザラインを経営面からの視点でみても、その根幹はクリニックで働く人だとあらためて認識させられました。
今回、お招きいただきました 台湾アライナー矯正歯科学会TAAOの先生方(何俊徳先生 陳政瑋先生、Dr Stephen Chang、徐治民先生、Dr Jimmy Tsai、Dr Chen Cheng Wei)
日本語通訳などお世話になりました 陳建豪先生 にこの場をかりて御礼申し上げます。
また、会場にお集まりいただいたドクター、スタッフの方々にも熱心に聞いて頂きありがとうございました。
台湾の先生方のこれからの診療の一助となりますこと願っています。
横浜の矯正歯科、横浜マウスピース矯正歯科センターでは矯正治療に関する相談にあわせて、一般治療、インプラントや歯周病、ホワイトニングのご相談も承っております。
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カテゴリー:Dr.Keiko Diary