矯正歯科選び、悩みますよね。「そういえばいつもの通り道に矯正歯科があったからそこでいいかな」「矯正歯科はどこでも一緒かな」と思っている方は、ちょっと待ってください! 矯正歯科に通う前に、ご自身で納得のいく歯科医院選びをすることをおすすめします。今回は、矯正歯科でよくある誤解についてお話しします。
誤解1:矯正歯科の選び方
歯の矯正を考え始めると、まず「近所の評判の歯科」「ネットで検索」などで歯科医院の目星を付けますよね。看板に「矯正歯科」とあるとどこでも治療を受けられそうですが、よく誤解されやすいのが「矯正歯科専門医」ではないということです。
歯科医になると、自由標榜制のもと法律で定められた診療科目を標榜して良いことになっています。たとえば、極端な話だと「これまで小児歯科だったけれど、明日から経験のない矯正歯科もやろう」ということもできます。そのため、看板だけで歯科医師の技量を測ることは大変難しいと言えます。
評判などを頼りに矯正歯科の目星を付けたあとは、カウンセリングで実際に治療方針などについて相談してみるのがおすすめです。歯科医院の雰囲気や費用、ご自身が受けるであろう治療についての見解を知ることができます。説明された内容が理解できなかったり、迷いが生じたりする場合はいくつか矯正歯科や病院を訪れ、別の意見を聞いてみるとよいでしょう。
また、「認定医」や「専門医」といった資格を保有している歯科医師は、矯正歯科について専門的な技術や知識を多く持っていますので、ウェブサイトで矯正歯科を探す際はヒントにしてみてくださいね。逆にインビザラインの治療はワイヤー矯正の認定医・専門医の資格をお持ちでも経験値が少ない場合もありますので、あくまでひとつの目安としてお考えください。
誤解2:矯正治療完了後の歯並び
矯正治療は長期にわたる治療です。「矯正治療後はずっと美しい歯並びのまま」は誤解です。矯正治療が完了しキレイな歯並びを手に入れた後も、歯並びや噛み合わせは変化します。これは、矯正治療を行った方に限ったことではなく、どんな人でも加齢や歯の状態によって歯並びが変化する可能性があります。
例えば、虫歯が原因で歯を抜いた場合、抜けた箇所を補おうとして噛み合わせが変化しますし、歯が傾いたりします。歯周病になると歯並びが悪くなる原因にも。矯正治療が完了した後も、定期的に歯のクリーニングや検診に通院し、良い状態を保てるようにしてください。
治療からアフターメンテナンスまで長い付き合いになる矯正歯科は、通いやすさと雰囲気にも注目。ご自身が「ここなら長期間通えそう」と思える歯科医院に決めてくださいね。
自分に合った矯正歯科を選ぼう
今回は、矯正歯科でよく耳にする誤解をピックアップしました。まずは気になる矯正歯科で、カウンセリングを受診することをおすすめします。通いやすい雰囲気か、お話ししやすい歯科医師かなどご自身でチェックしてみてくださいね。
横浜マウスピース矯正歯科センターでは無料カウンセリングを実施しています。わかりやすい丁寧な説明を心がけておりますので、お気軽にお越しください。