Global invisalign Gallery(インビザラインギャラリー) 12月のスポットライト症例に選ばれました
Global invisalign Gallery
12月のTreatment in the Spotlightに選出されました.
Global Invisalign Gallery(グローバルインビザラインギャラリー)は、年々アップデートされていく新機能を使い、特徴的で美しく治療された症例が掲載されています。
そして今月は当院の症例がスポットライト症例として選ばれましたこと大変光栄に思います
今回は治療方法の解説を交えながら症例写真をご覧いただこうと思います。
20代女性 前歯で噛めないこと(開咬)を主訴として来院されました
側切歯で約3mmパッとみてこれだけ前歯が開いていると抜歯の選択も考えなければいけません
また、インビザラインで希望されたもの途方もない治療期間がかかってしまうかもしれないと思いながらカウンセリングをしていたと記憶しています
- 精密検査を行い、クリンチェックを作成しました。
もちろん抜歯の計画も作成し比較検討してみました
顔貌バランスが思ったより悪くなかったこと、前歯の歯軸傾斜を考えながら全体のバランスを整えることもできそうかなと。また、ご希望を踏まえて途中からでも抜歯には移行できることをお伝えし非抜歯で進めることとなりました。
<クリンチェック 24ステージの計画>
- 歯列全体にIPRを加え、傾斜移動による前歯挺出を行っています。
- 4番あたりが咬頭対咬頭で噛んでいるため、ラテラルオーバージェットを確保してアーチコーディネーションを行っています。
- 挺出量の多さから、前歯のどこかは浮いて(UnFit)くることが予測されました。その予防としてアタッチメントを設置し、治療途中から顎間ゴム使用の可能性もお伝えしました。
実際の治療
平均10日交換、来院は2~3か月ごと
ステージ15を越えても非常にアライナーのFitがよく、コンプライアンス(装置の使用時間)が非常に良いことがうかがえました。
歯の動きはほぼ計画通りでしたが、挺出不足の予防としてステージ20~垂直ゴムを使用しました。その後もスムーズに挺出方向への移動が行われイニシャル治療終了となりました。
イニシャル治療でここまで改善できたのは、本当に患者さんの努力のたまものです。
この時点で終了しても良いくらいでしたが、さらに咬合を緻密にさせるため追加アライナーを1度行いました。
トータル24+11ステージ 延べ12か月の治療結果となりました
お顔をお見せできないのが残念ですが、スマイルが劇的に変化したのが印象的でした。また前歯の位置が変わったことでEラインも良くなり、すっきりとした口元になりました。
まとめ
Spotlightの選出コメントで頂いたとおり、オーバージェットがこれほど大きいにもかかわらず、非抜歯で、なおかつ12か月という短期間で治療ができたことは非常に喜ばしことです。インビザライン治療のポテンシャルを再認識した症例でもありました
しかし、すべてがこのようにスムーズな治療となるわけではありません。
患者さんの日々の努力、治療に対する前向きさが大きくかかわってきます。また私たちドクター、スタッフの処置と診断・クリンチェックは最も重要です。 今後も進化し続けていくインビザラインの研鑽をつみ、患者様に矯正をやって良かったと思っていただけるよう診療にあたりたいと思います。
今回、症例としてご紹介いただきましたものは、インビザラインドクターサイトから閲覧していただけます。
https://global.invisaligngallery.com/
また、患者様の御厚意でこちらのブログでご紹介をさせていただきました。またInstagramにはクリンチェック動画のほか、実際の治療例をアップしていますのでそちらも併せてごらんください。
https://www.instagram.com/yokohamadentaloffice/
診療のご予約・無料相談
カテゴリー:矯正・インビザライン症例