持病があり矯正歯科に通うときに注意するべきことって？横浜の矯正歯科が解説

「ちょっと歯医者でみてもらうだけ」「歯と関係ないから」と、持病のことや服用している薬を申告しなかったことはありませんか。実は、歯医者さんにとってこれらの情報は、薬の飲み合わせや治療に関わるとても大切なもの。今回は、歯医者さんに報告しておきたい薬と持病についてお伝えします。

市販薬でも飲んでいる薬はすべて報告を

歯の治療は、全身の疾患にも関わるもの。特に注意したいのは、お薬の飲み合わせです。飲んでいる薬と、歯医者で処方された薬の飲み合わせが悪いと重大な副作用が生じる危険があります。

また、基礎疾患があり日頃から薬を飲んでいる場合も歯医者でそのことを伝えましょう。たとえば、糖尿病や骨粗鬆症などで通院中の患者様は、外科的処置が必要になる場合、治りに影響が出る可能性もありますので医科・歯科連携を行います。

事前に飲んでいる薬を申告することは、治療でのトラブルを防ぐとても大切なこと。また、お薬手帳では、過去の薬や現在服用している薬の履歴だけでなく、アレルギーを記入する欄もあるので活用しましょう。

かかりつけ医、歯科医に報告しておきたいこと

矯正歯科さんに持病を申告することのほかに、歯の治療をすることを事前にかかりつけ医に知らせておくのも重要です。そうしておくと、たとえば歯の治療に影響のある薬を別の薬に変更したり休薬したりといった判断ができます。

また、高血圧の方は歯の治療をする際に歯医者さんにも伝えておきましょう。歯医者では緊張状態で治療を受けることも多く、異常があっても言葉で伝えられないシチュエーションも多くあります。高血圧を事前に申告しておくことで、血圧を測定しながらの治療や治療中断の判断がしやすくなります。

白衣を着た医師の前では血圧が高くなるケース（白衣高血圧症）や歯科が苦手な場合も治療中に血圧が上がる要素ですので、事前にお話ししておきましょう。

大切な情報ですので、事前にお伝えください

初診で歯医者へ行くと「服用している薬」や「現在・過去の病気」について問診票を書くかと思います。治療や薬のトラブルを防ぐためにも、「ちょっと風邪薬を飲んでいるけどまあいいや」「血圧が高いけど歯とは関係ないから」などと思わずに、すべて申告しておきましょう。

また、ちょっと気になることでも治療前のカウンセリングで「大丈夫ですよ」と言われると安心できますよね。横浜マウスピース矯正歯科センターでは、無料カウンセリングも実施しております。歯について気になることはどんなことでもご相談ください。