矯正治療

横浜で矯正歯科|小児矯正の目的?

横浜の矯正歯科、ヨコハマデンタルオフィス、小児矯正について考える

横浜の矯正歯科横浜マウスピース矯正歯科センターが考える「小児矯正の目的?」

横浜の矯正歯科、横浜マウスピース矯正歯科センター 矯正担当 上田です

GWはいかがお過ごしでしょうか。5/5はこどもの日 あちこちで鯉のぼりが泳いでいるのをみると元気をもらえますね。

こどもの日にちなんで、小児矯正について考えてみたいと思います

小児矯正とは、小学生低学年から高学年くらいの永久歯が生えそろう前に行う矯正のことです

 

もうすぐ学校検診の季節がやってきます。

現時点で「歯並びが悪い」「顎の発達が正常ではない」「将来的に不正歯列になる可能性がある」など

学校医の先生のチェックによって、矯正歯科受診をすすめられます。

①矯正を始める時期

検診で指摘されたとしても、歯並びの状態や生え変わりの時期、発育状態によって矯正をスタートさせるべき時期はさまざまです。

乳歯と永久歯が混在した混合歯列期といわれる時期から開始することが多いです

こどもの日・小児矯正について

 

成長期のタイミングで治療を行うことで、スムーズに永久歯へと生え変わりを行うことができます。

これは、歯並びだけでなく口周りの筋肉や顎、舌の動き、呼吸を整えることで、健やかな成長を促すことができるからです。

子供は上あごが先に成長しますが、小学校低学年の時期に受け口がみられる場合は高学年になるにつれて受け口がひどくなる恐れもあるため早めに治療に取りかかります。

また、歯が大きくでこぼこ歯並びが予想される場合も、永久歯の生え変わりをみて顎の拡大が必要であれば成長の時期に合わせて治療を開始します。

将来、抜歯をともなう矯正治療になる前に、小児矯正を行うことでそのリスクを回避できることもあります。

そのためにも、手遅れになる前に早めの矯正歯科受診をすすめられるのです。

 

②小児矯正って何するの?

歯を並べる目的だけでない小児矯正は、さまざまな装置を使います。

こどもの日・小児矯正 取り外し式装置

取り外し式装置は、顎の成長や筋肉の発育を促す目的で使うことが多い装置です。

顎を拡大するために、装置を定期的に広げたり、筋肉の成長や顎の発育に合わせて装置を交換しながら成長を見守ります。

最近、口呼吸が増えています。口で呼吸すると、ウイルスやばい菌が口から入ることはイメージしやすいと思います。健康にも良くありません。

それ以外にも、口が開いていることが習慣化すると、舌の動きに影響し嚥下(飲み込み)が上手く行えなかったり、歯並びや顎の形が悪くなる傾向があります。小児矯正装置を使いながら、鼻で呼吸する習慣を癖づけるとこも大切な矯正の目的です。

将来、おじいちゃん おばあちゃんになるまで影響する呼吸や嚥下は、幼少期にしっかりと身につけておきましょう。

 

固定式装置は、歯に装置を接着するため自分でとったり外したりはできません。

歯に直接力をかけることで効果的に動きます。永久歯に生え変わる時期に成人矯正への準備として使用することが多いです。

永久歯へ生え変わり大臼歯の関係がおおよそわかってくると、永久歯を正しく配列するために治療計画を立てます。

大臼歯の位置がずれている場合にあらかじめ動かしておくことでその後の治療が軽減されたり、抜歯矯正治療を回避できるのも、この成長期を利用した治療だからです。

生え変わりの状況、かみ合わせのずれ具合によって適切な装置を選ぶことがその後の成長・発育に大きく影響します。

早めに治療しておくメリットも多く、治療費用もリーズナブルに設定されています。

どんな治療方法が適しているのか? スタートはいつからがベストか?お気軽にご相談ください。

 

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