子どものためのマウスピース矯正「インビザラインファースト」。無色透明で目立ちにくく子どもでも扱いやすいため、矯正器具のなかでも注目されています。今回は、「インビザラインファースト」のメリット・デメリットについてお伝えします。
インビザラインファーストとは
インビザラインはアメリカのアライン・テクノロジー社開発したマウスピース矯正システムです。無色透明のマウスピースを歯並びの変化の段階ごとに付け替え、理想通りの歯並びを目指します。
そのなかで、インビザラインファーストは、歯とあごの成長段階にある子ども向けに開発されたもので、乳歯と永久歯が混在する混合歯列期の治療(一期治療)に適応されます。インビザラインファーストで始めることで、その後の永久歯が生え揃った以降の成人治療(二期治療)の期間を短縮することもできます。
インビザラインファーストのメリット・デメリット
インビザラインファーストのメリットとして、
1.成長段階の矯正治療で、歯並びを整えることとと顎の拡大を同時に行え、噛み合わせが悪化することを予防できる
2.指しゃぶりや舌の突出癖などの習慣の改善をサポート
3.マウスピース矯正なので、装着が簡単
4.普段通りの歯みがき、食事が可能
5.スポーツや楽器演奏も普段通りに楽しむことができる
など、さまざまなメリットを挙げることができます。特に、取り外しが簡単なので普段通りに歯みがきを行えるなど、むし歯リスクを下げることができます。
また、最初の段階で歯並びの変化に合わせたマウスピースを作成します。そのため、マウスピースの交換はご自宅で可能となり、通院も1.5~3ヵ月ごとと少なく、時間の調整の負担も軽減できるメリットも。
一方で、インビザラインファーストのデメリットとして
1.1日に決められた時間装着しないと効果が出ない
2.歯並びや症例によって使用できない場合がある
ことが挙げられます。装着時間は1日に20時間以上。お子様ご本人の意思と協力が何より大切になってきます。
マウスピース矯正についてご相談ください
日本でインビザラインファースト治療が開始されたのは2019年3月。これにより、全年齢の患者様にインビザラインによる治療が可能となりました。付け外しも簡単でお子様の心身への負担も少なく、注目されている矯正器具です。
横浜マウスピース矯正歯科センターでは、皆様の歯の健康をサポートいたします。「子どもの歯並びが心配」「大人の矯正について知りたい」など、歯に関するお悩みを無料カウンセリングでぜひご相談ください。